
こちらは茨城県笠間市にあるゴルフ場です。行き方は常磐自動車道の水戸インターから10分から15分のところにあります。 クラブハウスは文化勲章受賞者の村野藤吾が設計し、コースは井上誠一の最後の作品となる非常に綺麗なゴルフ場です。丘陵地に手造りの味を加えた名コースで、美しい景観と広々としたフェアウェイとラフに、手ごたえのあるバンカーや微妙なアンジュレーションを持つグリーンなど高度な戦略性を兼ね備えた面白いコースとなります。 その中でも注目して欲しいコースをお伝えします。 アウトコースの2番は469ヤードのロングホールとなります。やや右ドッグレッグとなっていてティーショットを打つ際に右のバンカーと左の林の先に池が控えていますので、非常にプレッシャーのかかるショットが求められます。ツーオンを狙うにもグリーンの周りにはバンカーが6つ待ち構えていますので、戦略としては3打目勝負が良いと思います。6番は345ヤードのミドルホールですが、90°左に曲がるドッグレッグとなります。曲がりどころにはバンカーが控えていますので、越していくか右に安全に置くか自分の飛距離に合わせて攻略しましょう。2打目は打ち上げの砲台グリーンなので1、2番手距離の出るクラブで狙ってください。 インコースの11番は321ヤードのミドルホールですが、200ヤード付近から池がグリーンに向かってが流れています。距離を出しながら左右の狙い所に落とせる技術が必要となります。16番は410ヤードの長めのミドルホールで右ドッグレッグとなります。ティーショットは池越えだけでなく、右側は全て池が待ち構えていますので、左側キープを意識しましょう。距離も大事ですが、正確性が求められると思います。またグリーンの周りにはバンカーが多数ありますのでここでも正確性が必要となります。 どのコースも戦略性がある為、初心者の方にはハードルの高いゴルフ場だと思いますが、上級者の方には飽きさせないとても面白いコースばかりなので、ぜひ何度か腕試しをして貰えたらと思います。