2021年11月15日
圧巻の優勝劇で稲見萌寧選手が今季9勝目(通算10勝目)!

【2021】伊藤園レディスゴルフトーナメント 最終日
11月12~14日、グレートアイランド倶楽部(千葉県)で開催された「伊藤園レディスゴルフトーナメント」で、東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(いなみ もね)選手が2位に9打差を付ける圧勝で今季9勝目(ツアー通算10勝目)を挙げた。
大会最終日、2位に1打差のリードで単独首位スタートした稲見選手、前半は5番パー5で、第3打を1メートルに付けてバーディー。
8番パー4でも、第2打を2メートルに付けて2つ目のバーディー。ノーボギーで前半を折り返す稲見選手とは裏腹に2位スタートの上田桃子選手はパットに苦しみスコアを2打落とす。前半でその差は4打差となった。
後半は稲見選手の勢いがさらに加速しパットが冴えわたった。
12番パー3で、ティーショットを2メートルに付けてバーディー、さらに続く13番・14番もバーディーとし、3連続バーディーを奪った。16番パー4で再びバーディーを重ね、最終ホールの18番パー4では9メートルのロングパットでボールがカップに吸い込まれるよりも先に両手を上げ、稲見選手のガッツポーズが決まると同時にパットが決まるというウイニングパットにふさわしいバーディー。
圧倒的なゴルフを見せ7バーディー、ノーボギー65の通算17アンダーで2位に9打差を付けて優勝を飾った。
優勝インタビューでは「自分でもびっくりするぐらいパットが入った」と話す稲見選手。ウイニングパットのガッツポーズは「自分の中ではすごくうまく打てて…[これは入ったわ]と思いました」と笑顔で振り返った。
今大会の優勝で今季獲得賞金は、1シーズンとしては歴代最高を更新する、2億5256万6049円となった稲見選手。賞金女王の行方は稲見選手と古江彩佳選手の一騎打ちに絞られた。
現時点での差は「1696万8474円」。残り2戦も最後まで目を離せない争いになりそうだ。
(提供:東通エィジェンシー報道チーム)
【2021】第37回伊藤園レディスゴルフトーナメント
2021年11月12~14日