西那須野 カントリー倶楽部
-ホームメイト・ゴルフ

「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」の開催コース

西那須野 カントリー倶楽部

栃木県・那須塩原市
西那須野 カントリー倶楽部
西那須野 カントリー倶楽部
文字サイズ

栃木県那須塩原市に位置する「西那須野カントリー倶楽部」は、豊かな自然に囲まれた美しいゴルフ場。2021年(令和3年)から開催されている男子プロゴルフトーナメント「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」の舞台としても知られています。

本トーナメントの誕生は、新型コロナウイルスの影響で多くのトーナメントが中止を余儀なくされる中、選手たちの間で「自分たちで大会を開催できないか」という声が上がり始めたのがきっかけです。選手たちの生活を守るため、そしてゴルフ界を盛り上げるために、選手会主催のトーナメント開催という構想からわずか1年で初開催が実現しました。

本ゴルフ場は、光と影の魔術師と呼ばれる世界的設計家のロバート・ボン・ヘギー氏が設計し、1993年(平成5年)に開場。コースは、那須野ヶ原の広大な土地にレイアウトされた18ホールから成り、各ホールは赤松林によって独立した美しい景観が魅力。バンカーやグリーン周りの凹凸は、プレイヤーに高いスキルと戦略が要求されます。

目 次

「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」の歴史

ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品

「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」は、2021年(令和3年)にスタートした男子プロゴルフトーナメントで、日本ゴルフツアー選手会(JGTPC)と日本ゴルフツアー機構(JGTO)の共同主催です。

本大会は、選手たちの想いが込められた特別な大会。2020年(令和2年)に新型コロナウイルスの影響で多くのトーナメントが中止となり、選手たちの収入が激減しました。
選手たちの生活を守るべく関係者との協議を重ね、選手たちでスポンサーを探しだし、構想からわずか1年というスピードで実現したのです。
2024年(令和6年)の賞金総額は5千万円。優勝賞金は1千万円となっています。

「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」
歴代チャンピオンの名勝負

「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」で繰り広げられた名勝負をご紹介します。

大混戦を制し
プロ転向後4試合目で優勝
片岡尚之さん
(第1回大会:2021年)

記念すべき第1回大会の優勝者は片岡尚之(かたおかなおゆき)さん。片岡尚之さんは最終日、首位と4打差の9位タイからスタートすると前半で4つのバーディーを奪い、通算15アンダーで首位に食らいつきます。後半は、2バーディー、2ボギーのパーとしましたがホールアウト時点では片岡尚之さんを含む5人が首位に並んだ混戦状態。その後、後続の選手たちが18番ホールでアゲインストの風に悩まされ次々と脱落していきます。すると、ただ一人生き残った片岡尚之さんがプロ転向後4試合目で優勝を手にする結果となりました。
プロ転向後4試合目での優勝は、松山英樹(まつやまひでき:2試合目)さん、金谷拓実(かなやたくみ:3試合目)さんに次ぐ日本人3番目の最速記録です。

バーディーラッシュで優勝
稲森佑貴さん
(第2回大会:2022年)

2022年大会では、稲森佑貴(いなもりゆうき)さんが優勝しました。16アンダー2位タイで迎えた最終日、稲森佑貴さんは前半にバーディーラッシュを演出。4バーディー1ボギーの通算19アンダーで後半を迎えます。稲森佑貴さんは後半も好調なプレーで4バーディーを奪い、通算23アンダーで優勝を果たしました。

緊迫の優勝争いを制す
谷原秀人さん
(第3回大会:2023年)

2023年(令和5年)の第3回大会を制したのは、選手会長の谷原秀人(たにはらひでと)さん。18アンダー6位タイで最終日をスタートした谷原秀人さんは、前半に3連続バーディーを奪うと中島啓太(なかじまけいた)さんと長野泰雅(ながのたいが)さんに追いつき首位タイに並びます。その後、ダブルボギーを叩いた中島啓太さんが後退すると長野泰雅さんとのデッドヒートを演出。通算24アンダーでホールアウトした谷原秀人さんは、後ろの最終組を回っていた長野泰雅さんの最終18番ホールを待ちます。すると長野泰雅さんが1mのバーディーパットを外し、プレーオフに突入する展開となったのです。
プレーオフでは1ホール目をボギーとした長野泰雅さんに対して、パーで勝負を決めた谷原英人さんが勝利を獲得しました。

歴代優勝者・成績(スコア結果)
開催年 選手名 Total 1R 2R 3R 4R
2024年(第4回) 石川遼 267 66 64 69 68
2023年(第3回) 谷原秀人 264 67 65 66 66
2022年(第2回) 稲森佑貴 265 68 66 66 65
2021年(第1回) 片岡尚之 273 69 68 68 68

「西那須野 カントリー倶楽部」
コースの特徴

「西那須野 カントリー倶楽部」の特徴

「西那須野カントリー倶楽部」は、ロバート・ボン・ヘギー氏が設計した芸術的で本格的なゴルフコース。
ゆるやかな丘陵地に設けられた変化に富むレイアウトと、バンカーや池などのハザードが多く配置される難易度が高いコースです。
高速グリーンのアンジュレーションにより、正確なショットと戦略的なプレーが要求されます。

「西那須野 カントリー倶楽部」
攻略のポイント

ポイント 1高低差に注意したクラブ選び

「西那須野カントリー倶楽部」はフラットなコースレイアウトですが、グリーン周りには微妙な高低差が存在します。特にグリーン奥は高くなっているホールが多く、ピン位置によっては番手上げが必要です。攻めを考える前に、ボール位置とグリーン周りを確認し、適切な番手を選択することがポイントになるでしょう。

ポイント 2ベントグリーンの攻略

グリーンはベント芝で、日没後は硬くなり速くなります。ラインも読みづらく、パット数は多くなる傾向にあるようです。早めのライン読みと、しっかりとしたストロークで確実なタッチショットを心がけましょう。

ポイント 3攻略の鍵となるホールに注意

右池・左OBのリスクがあるショートホールの4番、500ヤード超えロングホールの7番、そして池越えパー3の16番が攻略の鍵となるホールです。
4番ホールはピン位置を確認し、無理せず安全な方向へ攻めるのがポイント。7番ホールはティーショットでフェアウェイをキープできれば、セカンドショットは距離が残りますが、攻めやすくなります。16番ホールにおいては、やさしい距離に対してグリーン奥は深いため、距離感を間違えるとミスにつながります。ピン手前に刻んで、2オンを確実に狙いましょう。

ゴルフコース・ゴルフ練習場・
クラブハウス内の概要
ゴルフコース ホール数 総ヤード数 パー コースレート カート
18 7,036 72 72.9 5人乗りカート
ゴルフ練習場 屋外練習場

距離:300ヤード(打席数:20打席)

クラブハウス内 お風呂 レストラン
天然露天温泉

営業時間:7時~13時

コンペルーム その他

4室(最大70名まで対応可)

温泉休憩所(簡単な食事、足つぼ・整体)

施設情報
施設名 西那須野 カントリー倶楽部
所在地 〒329-2747 栃木県那須塩原市千本松804-2
電話番号 0287-37-8111
アクセス

まとめ:
ゴルフプレーなら、西那須野 カントリー倶楽部へ

「西那須野カントリー倶楽部」は、戦略性と自然美をかね備えたロバート・ボン・ヘギー氏の設計によるゴルフ場。各ホールが赤松林で隔てられた独立した美景を醸し出しています。難易度の高さと美しいデザインが特徴的で、ゴルフ愛好家にとって挑戦的かつ魅力的なコース。また、「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」の開催地としても名高く、本コースでのプレーは、ゴルファーにとって忘れがたい体験となるでしょう。

ページの先頭へ