葛城ゴルフ倶楽部 山名コース
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「ヤマハレディースオープン葛城」の開催コース

葛城ゴルフ倶楽部 山名コース

静岡県・袋井市
葛城ゴルフ倶楽部 山名コース
葛城ゴルフ倶楽部 山名コース
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静岡県袋井市に位置する「葛城(かつらぎ)ゴルフ倶楽部」は、自然の地形を活かした優美さがありながら戦略的なコースを造り出す井上誠一(いのうえせいいち)氏が設計し、1976年(昭和51年)に開場したゴルフ場です。この倶楽部のコースは、戦略性と自然美が調和し、正確なショットだけでなく、コースマネジメント能力も要求される「山名(やまな)コース」と、なだらかな地形を活かした広々としたレイアウトが特徴の「宇刈(うがり)コース」の2コースで構成。「山名コース」は、女子プロゴルフトーナメント「ヤマハレディースオープン葛城」の舞台となっており、毎年多くの女子プロゴルファーが華麗なプレーを披露し、観客を魅了しています。
また、「山名コース」は各ホールに配置された巧妙なバンカーや池が、プレーヤーの戦略性を試すとともに、遠州灘を望む美しい景観により心地良い開放感を与えてくれます。

目 次

「ヤマハレディースオープン葛城」の歴史

ヤマハレディースオープン葛城

「ヤマハレディースオープン葛城」は、1985年(昭和60年)よりスタートした日本の女子プロゴルフトーナメントです。1992年(平成4年)まで「ヤマハカップレディスオープン」の大会名で開催。1993年(平成5年)から2007年(平成19年)まで中断していましたが、2008年(平成20年)からはヤマハ(株)とヤマハ発動機(株)が共催し、「ヤマハレディースオープン葛城」として16年ぶりに復活しました。
2024年(令和6年)の賞金総額は1億円、優勝賞金は1,800万円。副賞としてヤマハグランドピアノや水上オートバイなどが贈呈されます。

「ヤマハレディースオープン葛城」
歴代チャンピオンの名勝負

「ヤマハレディースオープン葛城」で繰り広げられた名勝負をご紹介します。

プレーオフを制しツアー初優勝
比嘉真美子さん
(第13回大会:2013年)

2013年大会は、プレーオフを制した比嘉真美子(ひがまみこ)さんがツアー初優勝を果たしました。最終日は強風が駆け巡り、上位陣がスコアメイクに苦しむなか、通算2アンダー12位タイでスタートした比嘉真美子さんが前半で3つのバーディーを奪い、大江香織(おおえかおり)さん、テレサ・ルーさんと共に1位タイに並びます。
後半は3人による一進一退の攻防が続き、勝負の行方は3人のプレーオフに持ち込まれます。プレーオフでは、2ホール目で比嘉真美子さんがバーディーを奪い勝負あり。ツアー初優勝を手にしました。

4打差を逆転し優勝
成田美寿々さん
(第19回大会:2019年)

2019年大会は、成田美寿々(なりたみすず)さんが首位との4打差を逆転し、勝利を収めました。最終日、イーブンパー3位タイでスタートした成田美寿々さんは、前半を3バーディー1ボギーとし、同組で単独首位のアン・ソンジュさんに2打差まで迫ります。
迎えた後半、成田美寿々さんは11番ホールから2連続バーディーを奪うとアン・ソンジュさんに追いつき、首位タイに浮上。そして最終18番ホール、パーとしたアン・ソンジュさんに対して、成田美寿々さんがバーディーを決め、逆転勝利を収めました。

国内ツアー通算10勝目に到達
小祝さくらさん
(第24回大会:2024年)

2024年大会は、小祝さくら(こいわいさくら)さんが優勝し、国内ツアー通算10勝目に到達しました。最終日、通算5アンダー5位タイでスタートした小祝さくらさんは、前半に2つのバーディーを奪うと2位タイで折り返します。
後半に入ると小祝さくらさんは13番ホールでボギーを叩きますが、続く14番ホールから3連続バーディーを決めて逆転し、単独首位に浮上。最終18番ホールでもバーディーを奪うと通算10アンダーまでスコアを伸ばし、勝利を勝ち取りました。

歴代優勝者・成績(スコア結果)
開催年 選手名 Total 1R 2R 3R 4R
2024年(第24回) 小祝さくら 206 66 73 67
2023年(第23回) 穴井詩 279 72 66 71 70
2022年(第22回) 西郷真央 280 67 69 68 76
2021年(第21回) 稲見萌寧 276 70 74 66 66
2019年(第19回) 成田美寿々 283 73 74 69 67
2018年(第18回) アン・ソンジュ 283 72 71 71 69
2017年(第17回) イ・ミニョン 279 71 70 68 70
2016年(第16回) 李知姫 279 73 67 73 66
2015年(第15回) 渡邉彩香 281 72 70 72 67
2014年(第14回) アン・ソンジュ 283 70 69 72 72
2013年(第13回) 比嘉真美子 284 69 74 71 70
2012年(第12回) 笠りつ子 141 73 68
2010年(第11回) 古閑美保 212 68 74 70
2009年(第10回) 黄アルム 205 73 67 65
2008年(第9回) 山口裕子 217 69 71 77
1992年(第8回) 涂阿玉 296 74 74 78 70
1991年(第7回) 岡本綾子 288 74 73 72 69
1990年(第6回) 高須愛子 254 73 74 70 37
1989年(第5回) 森口祐子 288 73 70 70 75
1988年(第4回) 吉川なよ子 291 74 76 70 71
1987年(第3回) 樋口久子 217 72 71 74
1986年(第2回) 涂阿玉 216 72 73 71
1985年(第1回) C・ジョンソン 212 72 69 71

「葛城ゴルフ倶楽部 山名コース」
コースの特徴

「葛城ゴルフ倶楽部 山名コース」の特徴

「葛城ゴルフ倶楽部 山名コース」は遠州灘を一望できるだけでなく、各季節で異なる表情を見せてくれるため、年間を通じて自然の雄大さを感じながらプレーを楽しめます。
また、コースには池やバンカーが戦略的に配置されているため、プレーヤーに高い戦術性を要求。
雄大な自然の中で、自分の技術を試したいというゴルファーにとって、最高の舞台となるでしょう。

「葛城ゴルフ倶楽部 山名コース」
コース攻略のポイント

ポイント 1フェアウェイキープを心掛ける

フェアウェイは比較的狭く、両サイドには深いラフやバンカーが配置されています。ドライバーショットは、飛距離よりも正確性を重視し、フェアウェイキープを心掛けましょう。ティーショットでフェアウェイをキープできれば、セカンドショットでピンを狙いやすくなります。ラフに入ると脱出が難しいため、無理に飛ばそうとせず、まずはフェアウェイに出すことを優先しましょう。

ポイント 2グリーン周りを攻略する

グリーンはアンジュレーションが激しく、傾斜が強いホールが多くあります。パッティングは、ラインを読み誤ると大きく外れてしまうため、グリーン周りの状況をしっかりと把握することが大切です。グリーンオンさせる際、ピンを狙いすぎず、安全な場所に寄せることを心掛けましょう。また、パッティングは、ゆっくりと丁寧に打ち、カップにボールを吸い込むイメージを持ちましょう。

ポイント 3風の向きや強さを確認する

海に近く、風の影響を受けやすいコースです。風の向きや強さを確認し、クラブ選択や打ち方を調整することが重要です。風が強い日は、クラブをひとつ長くしたり、ボールの位置を調整したりすることで風の影響を少なくしましょう。また、風の向きに合わせて、フェードボールやドローボールを打つなど、弾道をコントロールすることも有効です。

ゴルフコース・ゴルフ練習場・
クラブハウス内の概要
ゴルフコース ホール数 総ヤード数 パー コースレート カート
36 13,872 144 72.3 5人乗りカート
ゴルフ練習場 屋外練習場

距離:200ヤード(打席数:14打席)、アプローチ、パター、バンカー

クラブハウス内 お風呂 レストラン
大浴場

営業時間:7時30分~14時

コンペルーム その他

8室(最大82名まで対応可)

EV充電スタンド

施設情報
施設名 葛城ゴルフ倶楽部 山名コース
所在地 〒437-0121 静岡県袋井市宇刈2505-2
電話番号 0538-48-6111
アクセス
  • 新東名高速道路「森掛川IC」より車で約5分
    東名高速道路「袋井IC」より車で約15分
  • JR東海道新幹線「掛川駅」よりタクシーで約35分

まとめ:
ゴルフプレーなら、葛城ゴルフ倶楽部 山名コースへ

「葛城ゴルフ倶楽部 山名コース」は、美しい遠州灘の眺望と豊かな自然に囲まれた戦略的に設計されたゴルフコースで、多くのゴルファーから高い評価を得ています。また、このコースで開催される「ヤマハレディースオープン葛城」は、最終18番ホールでの逆転劇やプレーオフなど、数々のドラマチックなシーンが生まれ、多くのゴルフファンを魅了。本コースでのプレーは、憧れのプロたちが戦った舞台を体験できることから特別な喜びを感じることができるでしょう。

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