袖ヶ浦カンツリークラブ
新袖コース
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「ニチレイレディス」の開催コース

袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース

千葉県・千葉市
袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース
袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース
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千葉県千葉市に位置する「袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース」は、1960年(昭和35年)に開場した歴史あるゴルフ場で、「袖ヶ浦(そでがうら)コース」と「新袖(しんそで)コース」の2つのコースがあります。このクラブでは開場以来、「LPGAジャパンクラシック」(現在のTOTOジャパンクラシック)や「日本女子オープンゴルフ選手権」など、多くのトーナメントを開催。「新袖コース」は、2010年(平成22年)から、多くのファンが訪れる人気のトーナメント「ニチレイレディス」の舞台になっています。

また、本クラブでは、過去に甚大な台風被害を受けた際、倒木の撤去・伐採、クラブハウスのリノベーション、管理道路の全面舗装、グリーンのエアレーションやコアリングを実施するなど、以前よりも良い状態になるように復旧。それ以後、最上質なコースに向けた整備を推進しています。その一方で、ティーフリー競技(自由にティーイングエリアを選択できる競技方法)や所属プロによるワンポイントレッスンといった会員向けの企画を実施するなど、会員親睦の場を多く提供し、ハード面でのコース整備だけでなく、ソフト面での会員向けサービスの充実化を図っています。

目 次

「ニチレイレディス」の歴史

ニチレイレディス

「ニチレイレディス」は、1998年(平成10年)より「アピタ・サークルK・サンクスレディス」としてスタートしたトーナメントです。
2006年(平成18年)からは(株)ニチレイが主催者となり、大会名を「ニチレイレディス」に改称しました。2007年(平成19年)からは(株)ニチレイとパシフィックゴルフマネージメント(株)の共催となり、大会名を「ニチレイPGMレディス」へ変更。
2010年(平成22年)からは再び(株)ニチレイの単独主催となったため、大会名を「ニチレイレディス」に戻すとともに、会場を「袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース」へ移しました。
2024年(令和6年)の賞金総額は1億円、優勝賞金は1,800万円です。

「ニチレイレディス」
歴代チャンピオンの名勝負

「ニチレイレディス」で繰り広げられた名勝負をご紹介します。

逃げ切ってシーズン初優勝
吉田弓美子さん
(第15回大会:2013年)

2013年大会は、僅差のリードを守り切った吉田弓美子(よしだゆみこ)さんがシーズン初優勝を果たしました。最終日、通算9アンダー単独首位でスタートした吉田弓美子さんでしたが、1打差の2位タイでスタートしたイ・ナリさんが1番ホールでバーディーを決めたため、早くも首位タイに並ばれてしまいます。
その後、吉田弓美子さんは6番ホールから連続バーディーを奪うとイ・ナリさんが後退し、単独首位に返り咲きますが、吉田弓美子さんとは4打差の6位タイでスタートした青山加織(あおやまかおり)さんが10番ホールまでに5つのバーディーを奪い、1打差まで追い詰められる展開に。両者はその後、パープレーを続けますが、16番ホールで青山加織さんがボギーを叩いて2打差とし、吉田弓美子さんがそのまま逃げ切って優勝。ツアー2勝目を飾りました。

2週連続優勝と大会連覇を達成
鈴木愛さん
(第21回大会:2018年、第22回大会:2019年)

2019年大会は、鈴木愛(すずきあい)さんが大会連覇を達成しました。最終日、通算7アンダー3位タイでスタートした鈴木愛さんは、7番ホールまでに3つのバーディーを奪い、単独首位の高橋彩華(たかはしさやか)さんに追いつき首位タイに並びます。
すると鈴木愛さんは9番ホールでダブルボギーを叩き一歩後退。同ホールから2つのバーディーを決めた高橋彩華さんに2打差を付けられてしまいますが、ここから2人によるデッドヒートが繰り広げられ、プレーオフにもつれ込みます。プレーオフでは、1ホール目にバーディーを奪った鈴木愛さんが優勝。自身初の2週連続優勝を果たしました。

逆転して優勝
岩井明愛さん
(第27回大会:2024年)

2024年大会の勝者は、逆転優勝を果たした岩井明愛(いわいあきえ)さん。最終日は、5位タイでスタートした岩井明愛さん、佐久間朱莉(さくましゅり)さん、小祝さくら(こいわいさくら)さんの3人が怒涛のバーディーラッシュを展開。
10番ホール終了時点で、佐久間朱莉さんは4連続バーディーを含む5つのバーディーを奪い単独首位、岩井明愛さんも4連続バーディーを決め、5バーディー1ボギーで2位タイ、小祝さくらさんは3バーディーで3位タイという状況でした。
その後は、3人による抜きつ抜かれつの大熱戦が繰り広げられ、16番ホールから3連続バーディーで締めくくった岩井明愛さんが逆転優勝。通算13アンダーまでスコアを伸ばし、勝利を手にしました。

歴代優勝者・成績(スコア結果)
開催年 選手名 Total 1R 2R 3R
2024年(第27回) 岩井明愛 203 71 68 64
2023年(第26回) 山下美夢有 199 65 65 69
2022年(第25回) 西村優菜 199 65 68 66
2021年(第24回) 申ジエ 206 70 70 66
2019年(第22回) 鈴木愛 207 70 67 70
2018年(第21回) 鈴木愛 207 69 70 68
2017年(第20回) テレサ・ルー 204 68 65 71
2016年(第19回) 申ジエ 204 67 69 68
2015年(第18回) 申ジエ 205 71 67 67
2014年(第17回) 申ジエ 204 69 65 70
2013年(第16回) 吉田弓美子 205 68 67 70
2012年(第15回) 辛炫周 205 67 71 67
2011年(第14回) 李知姫 204 68 69 67
2010年(第13回) 全美貞 206 66 68 71
2009年(第12回) 横峯さくら 136 69 67
2008年(第11回) 三塚優子 200 66 69 65
2007年(第10回) 大山志保 207 68 68 71
2006年(第9回) 横峯さくら 210 65 72 73
2005年(第8回) 具玉姫 209 70 68 71
2004年(第7回) 宮里藍 210 69 69 72
2003年(第6回) ウェイ・ユンジェ 208 68 68 72
2002年(第5回) 高橋美保子 209 70 71 68
2001年(第4回) 米山みどり 205 70 67 68
2000年(第3回) 不動裕理 213 71 73 69
1999年(第2回) 肥後かおり 212 68 73 71
1998年(第1回) 塩谷育代 203 68 69 66

「袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース」
コースの特徴

「袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース」の特徴

「袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース」は、自然豊かな林間コースです。
このコースはフェアウェイが広く、レギュラーティーからでも距離があるため、ある程度の飛距離が必要。
バンカーや池が多く配置されているため、戦略的なコースマネジメントも必要です。グリーンは比較的小さく砲台グリーンが多いため、正確なショットが要求されます。

「袖ヶ浦カンツリークラブ
新袖コース」
コース攻略のポイント

ポイント 1グリーン周りを攻略する

グリーンは、比較的小さく、砲台グリーンも多いのが特徴です。グリーン周りでスコアを落とさないようにするには、まず、レーザー距離計やGPSゴルフウォッチなどを活用し、グリーンまでの距離を正確に測ることが重要。
グリーン周りに外した場合でも、パーセーブできるようにピンチショットを磨いておくと良いでしょう。また、グリーンオンしたらグリーンの傾斜を読み、ラインをしっかりと狙ってパッティングしましょう。

ポイント 2バンカーを攻略する

バンカーが数多く配置されていますので、大叩きしないようにうまく脱出することが必須です。バンカーショットでは、状況に合わせて、サンドウェッジ、ロブウェッジ、ピッチングウェッジなど、正しいクラブを選択しましょう。

ポイント 3ドッグレッグホールを攻略する

ドッグレッグホールがいくつかあるので、ティーショットでフェアウェイを捉えることが重要になってきます。ホール全体を見渡してボールを打つ方向を定め、ショットしたあとのラインをイメージしましょう。そして、得意なクラブで攻められるように、ティーショットを打つ位置を調整します。フェアウェイを捉えられなかった場合は、セカンドショットで攻めましょう。

ゴルフコース・ゴルフ練習場・
クラブハウス内の概要
ゴルフコース ホール数 総ヤード数 パー コースレート カート
18 6,869 72 72.2 5人乗りカート
ゴルフ練習場 屋外練習場

距離:240ヤード(打席数:20打席)、アプローチ、パター、バンカー

クラブハウス内 お風呂 レストラン
大浴場、露天風呂、サウナ

営業時間:6時50分~20時

コンペルーム

2室(最大80名まで対応可)

施設情報
施設名 袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース
所在地 〒265-0041 千葉県千葉市若葉区富田町1140
電話番号 043-228-2221
アクセス
  • 千葉東金道路「高田IC」より車で約15分
  • JR外房線「鎌取駅」よりタクシーで約20分

まとめ:
ゴルフプレーなら、袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コースへ

「袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース」は、美しい景観と挑戦的なコース設計で知られ、長い歴史がある名門ゴルフ場です。また、「ニチレイレディス」の舞台として、国内外のトッププロゴルファーたちが集結し、白熱した戦いを繰り広げています。多彩なホールデザインと戦略的なプレーが求められるこのコースは、ゴルファーに楽しい時間を提供。トーナメントコースとしての難しさだけでなく、自然豊かな景観も魅力です。

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