2024年3月29日
予選第2ラウンドは日没サスペンデッドで翌日に持ち越し
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ブレンダン・ジョーンズ選手 -
重永亜斗夢選手
男子・東建ホームメイトカップ予選ラウンド2日目途中経過
多度の勝負の神様は、過去に何度も冷たい北風を吹かせ、選手を翻弄してきました。
しかし、気まぐれな神様が呼び寄せたのは春の嵐でした。
前夜から降り続いた大雨の影響によりスタート時間が10回も繰り下がり、第1組がスタートできたのは当初予定の7時10分から約6時間遅れの13時15分。スタート時間の変更に振り回される一日となりました。
ただ、雨が上がり日の差した午後は風もなく前日より気温が上昇、雨でグリーンのコンパクションもゆるんだため好スコアが続出しました。
第2ラウンドを日没までにホールアウトできた36選手のうち、2日間トータル11アンダーで暫定首位に立っているのはブレンダン・ジョーンズ選手です。季節が日本と真逆でシーズン真っ盛りのオーストラリアから乗り込んできたB・ジョーンズ選手は、これまでも「東建ホームメイトカップ」(2勝)、「つるやオープン」(3勝)、
「中日クラウンズ」(1勝)とシーズン序盤の試合で荒稼ぎしてきました。
今大会でもシニア入り1歩手前の49歳が初日からエンジン全開の66、2日目は65とさらにアクセルを踏み込んで、優勝のチェッカーフラッグ目がけて突っ走ります。
そのB・ジョーンズ選手と同じ組で2日間回ったのは清水大成選手と細野勇策選手。ショットとパットの噛み合う三者が互いに引っ張り合うようなゲーム運びの中で、清水選手は2日目をボギーなし、 8バーディーの63で回り、トータル10アンダーの暫定2位タイ。細野選手も同じくボギーなし、6バーディーの65をマークして暫定6位タイ、揃って前日48位タイから大きくジャンプアップを果たしました。
その他、2018年大会優勝者の重永亜斗夢選手が前半だけで7バーディーを奪い、9ホール最小ストロークタイ記録の28をマーク。
さらに後半も2つスコアを縮めてトータル9アンダー、初日2位の前田光史朗選手と並んで暫定4位タイに付けています。
明日、3日目は予選第2ラウンドでホールアウトできなかった91選手が予選第2ラウンドの残りホールを消化したあとに、決勝第1ラウンドが行われます。
今日はスタートすることもできなかった初日首位の中野麟太朗選手、3位タイの桂川有人選手、その他、優勝経験のある今平周吾選手、金谷拓実選手の両選手らが長い一日をどのように戦うかが見ものです。
(提供:東通エィジェンシー報道チーム)
2024年 東建ホームメイトカップ 大会写真集・動画集
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