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ゴルフトーナメントトピックス

金谷拓実選手がアマの中島啓太選手から1打差を守り切り優勝

金谷拓実選手
金谷拓実選手

<男子・東建ホームメイトカップ決勝ラウンド最終日>

前日の大雨による水入り後、再開された「東建ホームメイトカップ」最終日は予選ラウンドの2日間とは打って変わり、春の多度名物の冷たい北風が吹き抜け、一時は雨粒も混じる難しいコンディションとなりました。

ゲームも予選のようなスコアの伸ばし合いから強風と寒さを耐えしのぐ展開に様変わりし、スタートホールからスコアを崩す選手が頻出する中、最後まで一進一退の攻防を繰り広げたのは最終組の3選手。2日目まで通算10アンダー、2位と1打差の単独1位でスタートした金谷拓実選手は4番のバーディーでリードを広げたものの、10番、11番の連続ボギーで同組の中島啓太選手に1打差に詰め寄られました。

しかし、その後はグリーンを外しながらも得意のパターで切り抜け、12番、17番で手堅くバーディーを奪い一度も並ばれることなくトータル11アンダーで逃げ切り優勝を果たしました。今大会の優勝によりプロ転向後の通算成績は5戦2勝の勝率4割。2020-21シーズンの賞金レースでもトップに立っています。

通算10アンダーの単独2位でホールアウトしたのは、18番でバーディーを奪うなど金谷選手に最後まで食い下がった中島啓太選手です。2020-21シーズンはこの「東建ホームメイトカップ」を含め4試合に出場し、18位タイ、3位、8位タイ、そして今大会でも2位。2日目の後半に「30」の猛チャージでトータル8アンダーと、ホールアウト時点で一時トップに立った戦い振りは、金谷選手に続く史上5人目のアマチュア優勝に期待を抱かせます。

また、3打差の単独3位には初日2位タイの阿久津未来也選手が食い込み、トップ3を20代の若手が占める結果となりました。若手の台頭が目立つ中で気を吐いたのが48歳の宮本勝昌選手でした。最終日もベテランらしく多度の風を読み切ったコースマネジメントで3日間自己ベストの4アンダー67をマークし、前日の34位タイから単独7位まで順位を上げ、ツアー通算12勝を持つベテランの意地を見せました。

今大会の上位7選手は、31歳の大槻智春選手を筆頭に全員が1993年の第1回大会以降に生まれた世代です。「東建ホームメイトカップ」の長い歴史を感じさせる締めくくりとなりました。

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