ゴルフは、行く手を遮るように配置された池や林、バンカーといった様々な 障害物を避けながら目標となる地点までボールを運んでいくわけですが、プレーヤー個々の能力が違うのですから、当然、ボールを運んでいく道筋は1通りだけとは限りません。
飛距離、持ち球、得意・不得意クラブ、風向き、雨、プレーヤーの置かれる状況も刻一刻と変化しますし、それら全てを計算に入れて自分の持っている技術を駆使し「このホールはこうやって攻めよう」と戦略をたてることをコースマネジメントと言います。簡単な例を挙げると、残り200ヤードを一打で攻めるのか150+50の2打で攻めるのか、または、池を越えて直接グリーンを狙うのか池に沿って回り道をするのかといった選択です。
経験や当日のショットの調子なども考慮して最善のルートを探し出す作業はスコアUPの過程で避けては通れない道ですし、コースマネジメントこそがゴルフの醍醐味とも言えるのです。 |