みなさんには前回まで計7回にわたって「スウィングの骨組み」をテーマにいろいろと学んでもらいました。 今回からは、その骨組みを理解だけではなく、体現できるようになるための様々な練習方法やドリルを紹介していきたいと思います。 今回紹介するのは、下半身でボールを打つ感覚を養うためのドリル『3球ステップ打ち』です。
まずはボールを縦に3球並べて置きます。次にその3つの球を連続で打っていくのですが、アドレスした位置で打つのは一番手前のボールだけ。2球目、3球目は前に前進しながら打っていきます。 試してみると思っていた以上に難しいことに気付きませんか?なぜ難しいと感じるかというと、動きながらだと上手く下半身を使うことができず、手打ちになってしまっているからなんです。
この『3球ステップ打ち』は、上手く下半身を使ってボールを捕らえ、スムーズな体重移動を手に入れるのには最適な練習法なんですよ。 最初は難しいと感じるでしょうが、必ず出来るようになりますから地道にコツコツと続けてみて下さい。そうすれば体重移動と球を打つセンス、両方ともがグングン上達していくはずです。必ず成果が現れますのでみなさん頑張って下さい。『継続は力なり』ですよ。