スコアの書き方から天候対策、ペナルティやトラブル対策まで解説しています。
ゴルフには反則を犯した時やプレーに障害がある場所に打ち込んだ時などに「ペナルティ」が課せられます。プレーヤーは罰打を加えて、プレーを続行します。
1打罰が加算されます。ただしアドレス時にボールに触れた場合は打つ意思がないことから無罰となります。
1打罰が加算されます。クラブを振ったことで1打としてカウントされますので、次回は落ちた所から打たなければなりません。
同伴者にそのことを伝えOBと仮定して暫定球を打ちます。最初に打ったボールがOBでなかったら、 2回目に打ったボールを拾い上げ、無罰でプレーを続けます。OBだった場合は1打罰となり2回目のボールでプレーを続けます。
5分探してもボールが見つからない場合は、ロストボールとして1打罰が課せられます。この場合、ティーグラウンドでの打ち直しも加算されますので、2打罰となります。
無罰で、そのままプレーを続けることができます。
2打罰が加算されます。ゴルフは自然をそのままの状況でプレーすることが原則です。どんな場合でも状況や環境を変えてはいけません。
間違えて打ったボールが、同じ組のプレーヤーのボールなら2打罰が加算されます。
2打罰が加算されます。不安定な状況でも故意に足場を固めたり、打ちやすくするのはルール違反です。
1打罰が加算されます。意識はなくても2度打ちと見なされます。また、クラブでなく自分の体に当たった場合は2打罰が課せられます。
2打罰が加算されます。しかし、他人のバッグですと無罰です。これは、自分のバッグは故意にボールの方向を変えたとされ、他人のバッグでは偶然の出来事とされているからです。
無罰で、そのままプレーを続けることができます。
2打罰が加算されます。グリーン外からなら無罰ですが、グリーン上ではペナルティが課せられます。
1打罰が加算されます。必ずマークしてから拾い上げなければなりません。
2打罰が加算されます。プレーのラインを故意に改善したとされペナルティが課せられます。こういう場合はホールに近づかない範囲にボールをドロップして、水たまりを避けることが許されています。
楽しくプレーしていても、時には思わぬトラブルに巻き込まれたりすることもあります。そんな時の対処法や処置の方法を紹介します。
プレー中にクラブが折れてしまったら、他のクラブで打つことが原則です。同伴者のクラブを借りて打つとペナルティになります。また、折れたクラブは責任を持ってきちんと自分で始末しましょう。
前のパーティがプレー中の所に打球を打ち込んでしまうのは、プレーヤーとしての配慮が足りません。
もし打ち込んでしまったら、丁重に謝罪しましょう。打ち込んだボールが他のパーティの邪魔になるようでしたら、マークしてボールを拾い上げましょう。
ゴルフの打球はかなりの破壊力を持っています。当たり所によっては、大ケガにつながることもあります。もしボールが当たったら、フェアウェイから離れた場所で適切な処置をします。当たった場所が頭部でしたら、プレーを中断し、すぐに医者に診せることも必要です。
ボールだけでなく、折れたクラブが当たることも考えられます。
人がアドレスに入ったら遠くから静かに見守るのはマナーであると同時に、不意のアクシデントにも対応できるようにするためでもあります。