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第54回 中日クラウンズ

JAPANゴルフツアー第3戦「中日クラウンズ」は、今年も愛知県「名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース」で開催され、熱い名勝負が繰り広げられました。

大会は、松村道央選手がトータルスコア2アンダーで優勝を飾り、幕を閉じました。

弊社は、「中日クラウンズ」に協賛(番組提供)しています。

大会レポート

5月4日 決勝ラウンド1日目

決勝1日目ダイジェスト「片山晋呉がゴルフツアー通算27勝目に王手!」

片山晋呉選手

決勝1日目、最終日を前に首位に立ったのは、今大会2勝を挙げている片山晋呉。2位からスタートし、4バーディー、3ボギーの69で回り、通算1アンダーで単独首位に浮上。最終18番ホールでは20メートル近いバーディートライをねじ込み、多くの観客を沸かせた。片山の最終日最終組は、2012年の東建ホームメイトカップ以来。ゴルフツアー通算27勝目に王手をかけ最終日に臨む。

後続は、3打差を追ってスタートした松村道央が4バーディー、3ボギーと1つスコアを伸ばし、通算1オーバーで2位に浮上。通算2オーバーの3位タイにS・コンランと松山英樹、通算3オーバーの5位に宮里聖志が続く。宮里は、この日のベストスコアとなる「66」を叩き出している。前日首位の松山英樹はハーフ9ホール終了時点で、一時6打差をつけて独走態勢を築いたものの、後半11番ホールから5ボギー・1ダブルボギーを叩き失速。3つスコアを落とし最終日を迎えることとなった。

なお、今年の中日クラウンズでは、来場したギャラリーにもっと楽しんでもらおうと、様々なイベントが設定されている。まず、クラウンズ史上初となる「エアウィーヴ・ドライビングディスタンス賞」(決勝ラウンド各日)。舞台となったのはイン最大の難関14番ホール。和合のパー4では2番目に距離が長く、ティーショットは飛距離が要求されるコースだ。あくまで最長飛距離を競うため、ラフでもOK。決勝ラウンド1日目は、324ヤードを飛ばした近藤龍一が、飛距離No.1の栄誉を獲得した。賞金100万円と賞品が贈られる。

また、パー3を除く全ホールでイーグルを達成した選手に「ATLASユピテル イーグル賞」(決勝ラウンド2日間で達成者全員が対象)として、こちらも賞金100万円と賞品が贈られる。本日は、宮里聖志(2番ホール)、I・H・ホ(8番ホール)、松山英樹(5番ホール)の3人が獲得している。

片山晋呉選手のコメント

片山晋呉選手

最後(18番ホール)は凄かったですね。25歩もあった。これまで20歩しか練習をしていなかったので「こりゃぁ、参った」と思いましたね(笑)。これまでの経験上、(25メートルのパットは)記憶に無いですよ。最後は派手なガッツポーズ。18番ホールだから何かやらないといけないなと(笑)。

最強の和合、最強のルーキーとの戦い。(松山は)最初走っていたけど、前半にスコアを伸ばすと、後半にリズムを崩しスコアが落ちるのがここ(和合)の特長。このまま行かないだろうと分かっていた。前半後半共にいいのなんて見たことも無いし、後半大変だろうなと見ていた。

これまでの経験上、何十人も見てきてわかっていたので、(自分は)焦ることなく前半は耐えて耐えて、チャンスが来たときに行ければいいかなと。今日はそれができましたね。今日はイーブンでいいかと思っていたほど。怒ることも無く、冷静にたんたんと楽しくゴルフができました。最終日を前に単独首位。こういう状況の勝負事はなかなかない。これを繰り返していきたいですね。

松山が14番ホールでOBのあと、ダブルボギーのロングパットを沈めた。そのあと自分がロングパット入れ返す。あれは効くよね。ラインが似ていたということもあったけど、こういう、やったらやり返すのが楽しく、そういうのが好き。首位に立つより、これをやれていることの方が幸せですね。

ここ(和合)は、勢いだけではダメ。昨日も言ったように、運も必要、色んな要素が揃わないと勝つのは難しい。コースによっては、わざとバンカーに入れたり、わざと寄せないなど、色々と考えていかなければならない。

画面(テレビ)をみている人は簡単そうに見えるかもしれないけど、やっている方は大変なことばかり。それほどここ(和合)は難しいコース。和合なので何が起こるかわからない。なめてはいけませんよ。でも、最終組で回れるのは楽しみですね。

松村道央選手のコメント

松村道央選手

最終組に入りたかったので、最後(18番ホール)のパッティングは強めに打ちました(バーディー獲得)。アウトはほぼ100点の出来。インの最初にスコアを落としましたが、あがり3ホールも、ほぼ完璧なゴルフ。良い内容で最終日を迎えられます。

以前、石川と最終日に回り、今回も勢いのある松山と回りたかったのですが…、しょうがないですね。優勝のチャンスがきたので、狙っていきたいです。明日も頑張ります。

5月3日 予選ラウンド2日目

予選2日目ダイジェスト「松山英樹首位浮上!」

松山英樹

予選ラウンド2日目、3打差の10位でスタートした松山英樹が4バーディー、1ボギーの67で回り、通算1アンダーで単独首位に立った。風は初日よりもやや収まったものの、依然難しいコンディション。予選ラウンド二日間を終え、アンダーパーは、松山ただ一人だった。

1打差のイーブンパーで片山晋呉、さらに1打差でB・ケネディ、S・K・ホの2人が追い、優勝戦線へ浮上している。初日首位だった近藤共弘はスコアを75に落とし、首位と5打差の通算4オーバーで10位に後退した。

150ストローク・10オーバーまでの66人が決勝ラウンドに進出。昨年賞金王の藤田寛之は、4番ホールでバーディーを奪うものの、その後伸ばすことができず、通算14オーバーで予選落ちとなった。

松山英樹選手のコメント

松山英樹選手

昨日より風が無かったが、昨日よりもミスが多かった。ミスをしても寄せやすい場所や、リカバリーしやすいところに行ったので、スコアを崩さずに済んだ。このコースを攻略するには経験が必要と言われるが、逆に経験が無い分、良い成績に繋がっているのだと思う。怖さはあるが、怖がっていてはいけない。打つしかないです。

今日は予選を通過することしか考えていませんでした。明日、今日のように攻めても良いスコアが出るとは限らない。自分のゴルフをするだけです。明日もしっかり上位に行けるようにしたいですね。

片山晋呉選手のコメント

片山晋呉選手

最強の和合と仲良くできました。少ないチャンスを全部入れて、ピンチはしのげた。運も必要、色んな要素が揃わないと勝つのは難しいでしょうね。今日のラウンドは笑顔が多いと言われたが、苦しい顔をしていても仕方がないですよね。流れは良いし、パッティングも非常に良かったと思います。

特に流れが良いと感じたのは16番ホール。このホールはバンカーを覚悟していました。どれでも(どのバンカーでも)良いと思っていたら、一番難しいバンカーに入ってしまいました(笑)。それでもパーセーブ。ピンチをしのげましたよ。

先週(つるやオープン)も良かったし、いけそうな手応えはありますね。明日からの決勝ラウンドも頑張ります。

5月2日 予選ラウンド1日目

予選1日目ダイジェスト「唯一のアンダーパー、近藤共弘が好スタート!」

I・Jジャン

JAPANゴルフツアー第3戦「第54回中日クラウンズ」が、愛知県名古屋ゴルフ倶楽部 和合コースで開幕した。

強風が吹く難コンディションのなか、2008年に中日クラウンズを制している地元愛知県出身の近藤共弘が2バーディ、1ボギーの「69」にまとめ、単独首位に立つ好スタートを切った。出場105人中で唯一となるアンダーパーをマークしている。1打差の2位にS・コンラン。1オーバーの3位にはB・ジョーンズら7人が続いた。

先週の「つるやオープン」でプロ初勝利を飾った松山英樹は、前年覇者のI・J・ジャンらと3打差の10位と好位置につけている。昨年賞金王の藤田寛之は、6オーバーの64位。明日からの巻き返しに期待したいところだ。

なお、先週の試合でゴルフツアー初のエージーシュートを達成した尾崎将司は競技終了後、腰痛のため棄権している。

近藤共弘選手のコメント

近藤共弘選手

今日は疲れました。和合は普通でも難しいコースなのに、風が強く、グリーンもハード。ラフに入るとグリーンに乗せられない。グリーンも止まらない。とにかく広いところを見つけて…という感じでした。

今日は一緒だった3人(片山・藤本)で良いペースで回れたと思う。「ナイスパー」と励ましあいながら必死でしたね。あまりにも難しすぎて笑えてしまうくらいでした。

悪条件過ぎて逆に開き直れたし、欲が出るコンディションでもなかった。方向はわかるものの強すぎる風。「また東建か」と言ったくらい。今日のコンディションでは3オーバーで回って、耐えれれば良いと思っていました。まさかアンダーで回れるとは思いませんでしたね。何とか耐えて良いスタートを切れました。集中力が良く続いたと思います。

前半をアンダーターン出来たのが良かったです。本来なら10・11・12番ホールでひとつ取って、13番ホールから耐えていくけど、今日はそのホールですらパーを取るのに必死でした。今日一人だけのアンダーパー。達成感というか、過去にこのような経験は無いので気持ちが良いです。明日天気が良くなれば、それもまた難しくなるのが和合なので、なるべくシンプルに難しく考えないようにしたいです。

今日の良いイメージを持って、明日も数多く良いショットが打てればいいと思います。

松山英樹選手のコメント

松山英樹選手

風が強くて、難しすぎた。それにグリーンも速い。風もグリーンも昨日とは違い、対応するのに時間がかかりました。前半はミスをしないように気を付け、最小限で抑えることができましたが、後半はミスが多かった。苦しかったです。やはり難しいですね。それでも良く耐えたと思います。

14番ホールのイージーミスで流れが悪くなってしまった。どういう調整をするかは、今から考えます。手応えのようなものはあまり感じませんでした。そういうものを考える余裕も無かったです。

明日以降も、ティーショットはフェアウェイキープすることをしっかりと考えて、攻めていきたいですね。良いショットを打って、観衆の皆さんの声援に応えたいです。まずは明日、しっかりとやって決勝に残ります。

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